来季阪神「平田監督&カツノリHC」2トップが急浮上! 裏にノムラの考え、二軍ですでに布石

公開日: 更新日:

球団本部長との深い縁

〈球団首脳が「次は平田新監督」で意見が一致〉

 今季限りで矢野燿大監督(53)が退任する阪神の次期監督を巡って、産経新聞WEBのコラムがこう報じたのは8月下旬のことだ。

 次期監督候補には平田勝男二軍監督(63)に加え、2004~08年に指揮を執って、05年リーグ優勝に導いた岡田彰布元監督(64)の名前が挙がっている。「平田vs岡田」の後任争いが進む中、フロントは平田二軍監督を筆頭候補に挙げているというのだ。

 親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)の意向を無視はできないとはいえ、最終的には藤原崇起オーナーが監督の決定権を持っている。そんな中、フロントが平田二軍監督を推すウラに、かつて阪神で1999~01年まで3年間監督を務めた野村克也氏の存在があるという。古株の球団OBが解説する。

「フロントは昨オフ、ノムさんの子息であるカツノリ(野村克則)を二軍バッテリーコーチに招聘した。カツノリはノムさんが阪神で監督をしていたころに阪神でのプレー経験もある。そのカツノリの入閣をプッシュしたのが、ノムさん付の広報を2球団計7年間務めた嶌村聡球団本部長です」

 野村氏と嶌村本部長との縁はかなり深い。嶌村本部長は球団のプロパー社員でありながら、野村氏が楽天の監督を務めた06~09年の4年間、同氏に請われて楽天へ一時的に移籍したほど。

 昨年12月、神宮球場で行われた「野村克也をしのぶ会」に出席した際は、「野村監督の野球、監督の考え、それを次の世代に何とかつなげていきたい」と感慨深げに語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末