PGAツアー事務方のカネ問題が明るみに…法人トップの高額報酬、ジェット機の個人利用など続々

公開日: 更新日:

 13日からPGAツアー「ZOZO選手権」がアコーディア・ゴルフ習志野CCで開催され、前年覇者・松山英樹の二連覇の行方が注目を集めている。その一方で、新ツアー「LIVゴルフ招待」との間で激しい法廷闘争に入っているPGAツアーにも問題点がクローズアップされてきた。

 先頃、米ウォールストリート・ジャーナル紙がPGAツアーのジェイ・モナハン・コミッショナーが、ツアー所有のプライべートジェット機を個人や家族旅行にも利用していると追及したからだ。

 PGAツアー(トーナメント部門)は、利益を目的としないNPO法人。にもかかわらず、2020年のモナハン・コミッショナーの年収は1420万ドル(約20億円)と高額。手にしたのは830万ドル(約12億円)だが、残りは将来の退職金や年金上乗せ分としてツアーによって運用されるという。

 それだけの高額報酬を手にしながら、プライベートジェットまで使い放題となると、免税措置を受けている法人のトップとして、問題がないのか? という批判が高まっているわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド