クリンスマンが韓国代表監督就任 ドイツや米国での“奇人・変人”ぶりとネガティブな評価
日本の「永遠のライバル」韓国が、新代表監督に元ドイツ代表監督ユルゲン・クリンスマン(58)の就任を発表した。
ドイツ代表FW時代にW杯に3回出場。通算11得点のレジェンド点取り屋だ。1998年に引退して2004年から06年までドイツ代表を率い、11~16年は米国監督を務めた。
「ドイツ生まれの元韓国代表FWチャ・ドゥリが仲立ちした監督人事。旧知の間柄の2人はFIFA技術担当委員会に属しており、カタールW杯期間中は行動を共にしていた」(サッカー関係者)
クリンスマンはドイツ代表監督として母国開催の06年W杯で3位。米国代表監督時代は14年W杯でベスト16に進出している。が、その後は指導者としての実績に乏しく、ドイツでも米国でも「奇人・変人」というネガティブな評価が根強い。
「現役を引退すると美人米国人モデルと結婚。米国を定住地とし、ドイツ代表の国内合宿中も米国にとどまって戦術、フィジカル、分析の各担当コーチに現場指導も任せっきり。今でいうところの<リモート指導>が批判を集めた。ドイツ代表を辞めた後、国内リーグの強豪バイエルン・ミュンヘンを率いていた時には『クラブハウスの屋根の上に仏像を置いてくれ』と言い出してクラブの上層部をビックリ仰天させた」(前出の関係者)