金谷拓実が逃げ切りV! 海外で培った“攻めのショット”で「ポスト松山英樹」に名乗り
ツアー関係者が言う。
■揉まれているだけのことはある
「金谷は21年から欧米ツアーに積極的に参戦し、昨年は欧米ツアー計18試合に出場。今季はアジアンツアーのインターナショナルシリーズ・オマーンで海外ツアー初優勝を遂げた。ベトナムでの試合でも4位に入り、アジアンツアーのポイントランク3位につけている。安全ルートのマネジメントでは海外では上位に食い込めず、チャンスがあればどんな状況でもピンをデッドに狙っていくしかない。この日の金谷の終盤のショットは国内では絶賛されても、海外では当然のプレーです。欧米やアジアンツアーで揉まれているだけのことはあります」
国内では一昨年に中島が、昨年は蝉川泰果(22)がアマチュアでツアー優勝し、「ポスト松山」を期待されているが、金谷にしてみれば「松山先輩の後継者はオレだ!」と胸を張るに違いない。