パリ五輪代表に勇気はあるか? 川内優輝が仕掛けた“大逃げ”は日本勢メダル獲り唯一の策

公開日: 更新日:

 上位2人が2024年パリ五輪代表に決まるマラソングランドチャンピオンシップの男子は、思わぬ展開となった。130回目のフルマラソンとなる川内優輝(36)が号砲と同時に飛び出し、一時は2位集団に40秒以上の大差をつける“大逃げ”を敢行。35キロ過ぎに集団に吸収されるも、その後も粘りを見せ、2時間9分18秒の4位でゴールした。

【写真】この記事の関連写真を見る(29枚)

「半分ぐらいの選手は勇気がなくて私についていくのが怖かったのだと思う。半分はなめていたんですよ。あんなロートル選手は、どうせ落ちていくだろうとね」(川内)

 雨中の川内で思い出すのは18年のボストンマラソンだ。気温3度、激しい冷雨と強風という悪条件の中、2時間15分58秒で優勝。06年にスタートした世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」における日本勢初制覇だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末