原監督は全権指揮官として球団を私物化…現球団職員を東海大次期監督に根回し

公開日: 更新日:

 その人物は巨人の要職で部長などを歴任。今も球団職員を務めている。

「原監督だって忙しいだろうに、東海大の監督擁立のために、動いて根回ししていた。巨人は今年も苦戦を強いられる中、そんなことに労力を使って大丈夫? と大学関係者を心配させていた。案の定、辞めることになってしまいましたが……」(前出のOB)

 巨人の現職員を東海大の次の監督にしようなんて「球団の私物化」といわれても仕方がない。「全権」という油断と過信が、契約を1年残して足をすくわれる一因になったといえそうだ。 

 巨人は16日、阿部新体制で挑む来季の組閣を発表。二岡智宏二軍監督(47)がヘッド兼打撃チーフコーチとして一軍へ。西武のファーム投手コーチだった内海哲也氏(41)が投手コーチとして5年ぶりに復帰。二軍監督には桑田真澄ファーム総監督(55)が就任する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ