巨人は若手、中堅こぞってウハウハ更改 2年連続4位惨敗でも球団大盤振る舞いのナゼ
今季は2年ぶりに規定打席をクリア。打率はチームトップの.288、22本塁打、60打点とまずまずの成績を残していて、「大幅減とはならない」との見方が強い。
2年連続でBクラスに低迷したにもかかわらず、年俸が上がるのはなぜか。さる巨人OBがこう言った。
「まず年俸3億円で来季の契約が残っていた中田翔(34)が自由契約となって中日へ移籍したこと。それと、阿部慎之助新監督(44)へのご祝儀代わりになるはずだったFA補強のために用意した10億円超が、山﨑福也に逃げられた(日本ハム入り)ことで丸々浮いていること。阿部監督1年目という節目だけに、来季は選手たちが気持ち良くプレーできるよう、成績が良かった選手に対する査定が全体的に甘めになっているそうです」
要するに、このオフは特別ということ。阿部監督1年目の来季も惨敗に終わるようなら、来オフこそ問答無用で厳しい冬になる。