今永昇太「サイ・ヤング賞左腕以上の高評価」は前兆…メジャーの日本人バブルは崩壊寸前!
「今永の最大の持ち味は球のキレ。ボールにキレがあるから、三振も多くとれる(昨季は148回で174奪三振)。けれども体力面に不安がある。球のキレを維持するには中5日で、1試合につき75~80球くらいが限度。先発ローテの4、5番手、もしくはロングリリーフではないか」
そんな位置付けの投手が「総額145億円」に評価されているのは、メジャーでいま、日本人バブルが生じているからだ。
メジャーの本塁打王と2度のMVPを獲得した二刀流の大谷が1000億円超の契約を勝ち取ったのに続き、これから海を渡る山本由伸(25)がいきなりメジャーの投手としては最高額となる総額3億2500万ドル(約471億円)でドジャース入り。昨年3月のWBCで世界一になった日本の主力が評価され、千賀は新人王投票で2位に入る活躍をみせた。それやこれやで日本人バブルはいま、これ以上ないくらい膨れ上がっている。
しかし、風船をパンパンに膨らませれば破裂するように、日本人バブルはいずれはじける。これまでも膨らんでははじけ、膨らんでははじける繰り返しだからで、「いまは破裂する寸前」とは前出のスカウトだ。