MLBでは常識ベンチ内タブレット 日本で導入が進まないNPBの“重い腰”…何が障壁か?

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「タブレットの導入は10年ほど前から提案し続けていますが、進展は見られません。現場ではデータ収集の技術はどんどん進歩しているのに、NPBからは導入に向けた各球団へのヒアリングなどもなく、議論が進んでいる様子すらありません」

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 そう訴えるのは某球団のデータ担当だ。去る16日、12球団監督会議でソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が、ベンチ内へのタブレット端末持ち込みを提案したことに関してだ。

 メジャーではタブレットは当たり前に活用されており、昨季は2021年までの投球、打撃動画などがベンチ内でチェックできた。「スタットキャスト」というデータ収集システムがMLB全30球団に導入されており、システムの運営もMLBが行っている。試合だけでなく、育成や審判技術の向上にも活用されており、ファンもデータを見ることができる。

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