大谷翔平が打てど打てど点を吐き出すのか…山本由伸含むドジャース先発陣が抱える不安
いきなりエースに抜擢されそうな山本は、メジャーの投手にしては178センチ、80キロと体が小さい。エンジンの大きさが不安視されているうえ、米国のボールやマウンドはもちろん、昨年以上にシビアになったピッチクロックにも適応しなければならない。
つまりカーショーとウリアスの穴をカバーしてしかるべき3人が不安を抱えていて、先発防御率が改善される保証はないのだ。
打線は昨年以上にパワーアップしそう。チーム本塁打249、チーム総得点906は、いずれもブレーブスに次いで30球団中2位。そこへ44本塁打の大谷と、26本塁打のヘルナンデス(31)が加入。中でもヘルナンデスを加えた外野手の層は厚くなり、内外野をこなすユーティリティープレーヤーで昨季15本塁打、4年総額89億円のテイラー(33)が控えに回るくらいだと話題になっている。
大谷は投打の二刀流が評価されて1000億円超でドジャースに入団した。が、手術明けの今季は打者に専念するしかない。打って打って打ちまくって地区優勝、20年以来のワールドシリーズ制覇に貢献しようと目の色を変えているだろうが、本塁打を量産するそばから先発陣が点を吐き出すなんてことになりかねない。
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