大谷翔平はドーピング検査の格好の標的…一発量産なら「尿・血液」採取回数も激増確実

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 メジャーのドーピング検査の回数が増加している。

 AP通信によれば、昨季1万1783件のサンプルが採取され、2019年の1万1619件を抜いて過去最多を記録した。禁止薬物検査はシーズン中だけでなく、春季キャンプ中など年間を通じて行われており、オフの検体収集は21~22年の935件から22~23年は1698件と82%増となった。

 MLBによるドーピング検査が増えたのは、22年に合意した新労使協定に検査の厳格化が盛り込まれたため。昨季、メジャーの総本塁打数は5866本と一昨年の5125本から大幅に増加しただけに、今季もドーピング検査のサンプルは昨季を上回ると予想されている。

 MLBがこれまで以上にドーピングに対して目を光らせるようなら、大谷翔平(29)がマークされるのは必至。昨年は44本塁打でアジア人初のタイトルを獲得、12月にはプロスポーツ史上最高額となる10年7億ドル(約1036億円)のメガディールを手にしただけに、全米はおろか全世界の注目を集めているからだ。

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