G.G.佐藤は北京五輪で“戦犯”に…ロッテ佐々木朗希は？「自費キャンプ」先輩選手の同年成績（後編）

北京五輪３位決定戦で痛恨の落球したG.G.佐藤（Ｃ）日刊ゲンダイ

　この年は136試合で502打数146安打、打率・291、25本塁打を記録した。
　
■ダイエー・野手 松中信彦（04年）

　03年は135試合で494打数160安打、打率・324。球団から提示された1億5100万円増の年俸3億1000万円を保留し、自費でキャンプイン。「早めに決着をつけたい」と話し、最終的に04年２月下旬、年俸3億2000万円でサインした。

　04年は130試合で478打数171安打、打率・358、44本塁打、118得点で平成唯一の三冠王に輝いた。この年のオフ、文芸春秋の「Number613号」のインタビューでは、「九州でうまれた男ですから、理に反することは嫌いやし、一度決めたら筋を通す反骨心は人一倍持っていると思う」「不器用っていうか、一度こうと決めたら周りがいろいろアドバイスをしてくれても耳に入らない」などと話していた。

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