どこよりも早いセンバツ優勝予想 専門家2氏と本紙が占う 「本命」「対抗」「ダークホース」8校

公開日: 更新日:

「対抗」は神村学園と青森山田

 対抗は神村学園とは戸田氏だ。

「昨夏の甲子園4強と旋風を起こしたメンバー10人が残る。昨秋の九州大会は4強で敗退したが、甲子園での経験値はどこよりも高い」

 美山氏は青森山田を挙げる。

「最速145キロ右腕の関浩一郎と144キロ右腕の桜田朔(ともに2年)のダブルエースのレベルが高い。昨秋の東北大会が圧巻で、準決勝の一関学院戦で関が2安打12奪三振で完封。すると、桜田が翌日の八戸学院光星との決勝でノーヒットノーランを達成しています」

■ダークホースは創志学園と中央学院

 ダークホースはどこか。前出の2氏が続ける。

「中国地区2位の創志学園が気になります。かつて東海大相模で4度の全国制覇を果たした名将・門馬敬治監督が就任後初の甲子園。左腕・山口瑛太、右腕・中野光琉(ともに2年)の二枚看板と堅実な守備、下位からも得点できる打線でスキのないチームをつくっています」(戸田氏)

「関東・東京枠最後の6校目に滑り込んだ中央学院が充実しています。選考委員長が会見で言ったように『投手の層』がポイント。蔵並龍之介投手とリリーフの颯佐心汰(ともに2年)らに安定感がある。関東・東京6校目だが、地力はあります」(美山氏)

 組み合わせ抽選会は3月8日、同18日に開幕する。

 ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では、「高校生を指名するのが怖くなった」というベテランスカウトの赤裸々な「本音」、高校生の育成指名に対する見解などが詳しく報じられている。高校野球ファンは必読だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    巨人・桑田真澄二軍監督が「1人4役」大忙し…坂本勇人を感激させた“斬新アドバイス”の中身

  3. 3

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  1. 6

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  2. 7

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  3. 8

    「Sの赤ちゃんをつくってみてはどうだ」元野球部長の法政大学教授による女性部員へのセクハラ事案が発覚!

  4. 9

    ドジャース投壊深刻…大谷はレッドソックス戦力外の“兄貴分”上沢直之獲得を進言できないか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方