ドジャース大谷 新天地でいきなり「1号」 ファンはスタンディングオベーション!
ドジャース・大谷翔平(29)が新天地デビュー戦でいきなり一発を放った。
日本時間28日、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ地で行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場し、3打数1安打2打点。
大谷がファンを魅了したのは五回の第3打席だった。1-4と3点を追う五回2死二塁から救援右腕レオンのフルカウントからの6球目、内角寄りの約153キロの直球に差し込まれながらも強引に逆方向に運び、左中間スタンドに叩き込む移籍第1号。X(旧ツイッター)上では「速球に詰まったように見えたが、それでも打球は反対方向の左翼フェンスを越えた」「あれが入るのか!」と、米メディアやファンが口々に衝撃を投稿する驚きの一発だった。右脇腹を痛めた昨年9月3日のアスレチックス戦以来、177日ぶりの実戦復帰で結果を残し、ファンからスタンディングオベーションで迎えられた。
昨季終盤に受けた右肘靱帯修復手術からの完全復活を目指す大谷は試合前から終始、リラックスした表情。ウオーミングアップ中には昨季、エンゼルスで同僚だったホ軍のベテラン内野手ムスタカスと談笑、初回の打席に向かう際には一昨年までバッテリーを組んでいたスタッシ捕手と挨拶を交わす余裕を見せた。