ドジャース大谷も「追い込まれると弱い?」…相手投手が匂わせた意外な弱点

公開日: 更新日:

■不利なカウントからの確実性に…

 昨季、ボールが先行すると3割以上の高打率をマークしたのとは対照的に、カウント0-2では95打数9安打の打率.095、3本塁打、5打点。同1-2では152打数31安打の打率.204、7本塁打、16打点だった。本塁打はともかく、昨季打率3割以上をマークした打者としては確実性が低かった。

 今月上旬のファンフェスタで大谷をベッツ、フリーマンの後の3番で起用すると明かしたロバーツ監督は前言を撤回。今回のオーダーについて指揮官は「フリーマンを3番に据えることで、相手バッテリーは翔平との勝負を避けられない上に、彼の機動力も生かせる」と説明した。

 昨季まで3年連続打率3割以上をマークしているフリーマンが後ろに控えれば、相手バッテリーからのマークが分散し、ストライクゾーン内での勝負が増えるのは必至。その意味では有利な半面、追い込まれるケースが多くなれば、大谷はかえって苦戦しかねないのだ。

 打者に専念する今季は米メディアの多くが三冠王を予想しているが、不利なカウントからの確実性を上げる必要がありそうだ。

 ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは大谷が日本ハム時代に両親を取材し、大谷の軌跡、両親の教育方針などを連載化。それらは関連記事【大谷を知る】…から読むことができる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”