センバツ出場15校に聞いた「打球が飛ばない低反発バット」対策あの手この手
創志学園(岡山)はより基本を徹底、メニューを大きく変えることはないとしながらも、トス打撃を繰り返してバットの芯でとらえる感覚を養ったそうだ。
■木製バットの意外な落とし穴
低反発バットではなく木製バットの使用を検討するチームもある。青森山田の吉川勇大内野手と対馬陸翔外野手は、木製バットを使用。「低めのコースの操作性がいい。飛距離的にはどちらもあまり変わらないけど、打感がいい」と対馬は話す。
明豊(大分)の山内真南斗主将は「木製の方が打球が飛ぶ感覚があるけど、低反発の金属バットが飛ばない分、ポテンヒットが多い。自分たちも守っていてポテンヒットは嫌だったので、それなら相手が嫌がることをしよう」と金属バットを使用し続けると話した。
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今大会は天候不良の日があったとはいえ、スタンドは空席が目立っていた。
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