好投続くカブス今永昇太に追い風!昨季16勝エース左腕復帰、シーズンフル稼働が見えてきた
カブス・今永昇太(30)が日本時間8日、本拠地リグレー・フィールドでのパドレス戦に無傷の6勝目をかけて登板。8回2失点と好投したが、勝敗はつかなかった。
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ここまで好投を続ける今永はメジャーの歴史を掘り起こしており、「初登板から先発6試合で自責点計3以下」はデーブ・フェリス(レッドソックス)が第2次世界大戦が終結した1945年に記録して以来79年ぶり2人目の偉業。「同、防御率0.78」は81年のフェルナンド・バレンズエラ(同0.33=ドジャース)らに次いで歴代4位だという。
渡米1年目ながらエース級の働きで投手陣を牽引する一方で、地元メディアからは疲労による失速を不安視されている。そんな中6日には、開幕早々に左太もも裏を痛めて負傷者リスト(IL)入りしていた左腕ジャスティン・スティール(28)が復帰。昨季16勝(5敗)のエースが戦列に戻り、ローテーションに余裕ができた。
カブスのローテは現状、今永、スティールの他、タイヨン、アサド、ウェズネスキー、ブラウンの6人。スティールは昨季、30試合のうち中4日で15試合を投げるなど短い登板間隔もいとわないワークホースで、地区優勝、ポストシーズン進出争いが熾烈になる夏場以降、中4日での登板も可能だ。