好投続くカブス今永昇太に追い風!昨季16勝エース左腕復帰、シーズンフル稼働が見えてきた

公開日: 更新日:

 カブス・今永昇太(30)が日本時間8日、本拠地リグレー・フィールドでのパドレス戦に無傷の6勝目をかけて登板。8回2失点と好投したが、勝敗はつかなかった。

  ◇  ◇  ◇

 ここまで好投を続ける今永はメジャーの歴史を掘り起こしており、「初登板から先発6試合で自責点計3以下」はデーブ・フェリス(レッドソックス)が第2次世界大戦が終結した1945年に記録して以来79年ぶり2人目の偉業。「同、防御率0.78」は81年のフェルナンド・バレンズエラ(同0.33=ドジャース)らに次いで歴代4位だという。

 渡米1年目ながらエース級の働きで投手陣を牽引する一方で、地元メディアからは疲労による失速を不安視されている。そんな中6日には、開幕早々に左太もも裏を痛めて負傷者リスト(IL)入りしていた左腕ジャスティン・スティール(28)が復帰。昨季16勝(5敗)のエースが戦列に戻り、ローテーションに余裕ができた。

 カブスのローテは現状、今永、スティールの他、タイヨン、アサド、ウェズネスキー、ブラウンの6人。スティールは昨季、30試合のうち中4日で15試合を投げるなど短い登板間隔もいとわないワークホースで、地区優勝、ポストシーズン進出争いが熾烈になる夏場以降、中4日での登板も可能だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる