阪神藤川監督に期待大、「くすぶる2人の高卒ドラ1」再生工場…プライド高い藤浪も心酔した手腕
就任早々、みやざきフェニックス・リーグを視察するなど、精力的に動いている阪神の藤川球児新監督(44)。
投手出身の青年監督の誕生で、球団内ではくすぶる「高卒ドラ1」2人の再生と飛躍に期待感が高まっているという。
西純矢(23)、森木大智(21)の両右腕だ。
西純は5年目の今季、わずか4試合登板で0勝1敗。3年目の森木も一軍登板はなく、二軍でも21試合で0勝0敗、防御率11.32と散々だった。
ともにフェニックス・リーグに参加する中、藤川監督は西純の投球をチェック。「すごく課題は見えた。改善できるなというふうに正直思いました」と、改造プランを温めている。森木についても、同郷の高知出身で同じ「高卒ドラ1右腕」として気にならないはずがないだろう。
藤川監督は現役晩年、後輩投手に対して懇切丁寧に助言を送ってきた。
そのひとりが当時、過度の制球難に悩まされていた藤浪晋太郎(現メジャーFA)だった。