大谷を阻む長打と無縁の好調8人衆、山本由伸を襲うブロンクス・ボンバーズ…ワールドシリーズ26日開幕
日本時間21日にメッツを下した大谷翔平(30)のドジャースが26日開幕のワールドシリーズでア・リーグ覇者のヤンキースと対戦する。
くしくも、今季のレギュラーシーズンで最高勝率をマークした(ヤンキース.580、ドジャース.605)チーム同士の対戦となり、両軍による直接対決はドジャースが16年ぶり5度目の世界一になった1981年以来、43年ぶり12度目。過去11度の対戦成績はヤンキースが8勝3敗と、大きく勝ち越している。
今ポストシーズン(PS)のチーム成績を比較すると、ヤンキースは防御率3.27で、出場12チーム中4位、ドジャースは4.36で同9位。チーム打率はドジャースが.251で、.237のヤンキースを上回っている。
東西の名門球団同士の対戦とあって、多くの米メディアが両軍の戦力分析を行っており、ド軍の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は21日、「ヤンキースはスター選手が多いものの、ドジャース(選手)の方が才能があり、世界一に有利なのは間違いない」と予想している。
ともに打撃2冠のヤンキース・ジャッジ(58本塁打、144打点)、大谷(54本塁打、130打点)の長距離砲2人が打線を牽引。昨季までア・リーグ本塁打王とMVPを争った2人の対決にファンの関心が高まっているが、大谷とジャッジによるアーチ合戦は実現するのか。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。