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梅原敦プロキャディー

1974年4月生まれ。京都府向日市出身。98年「つるやオープン」から藤田寛之とコンビを組み、15年間専属キャディーとして14勝を挙げ、2012年賞金王、海外メジャーも経験。14年からフリーになり、森田理香子、一ノ瀬優希、成田美寿々、李知姫、塚田陽亮プロとのコンビでも優勝。22年は菅沼菜々のバッグも担ぐ。キャディーとして通算22勝。軽自動車のキャンピングカーで男女ツアーを転戦中。NSインターナショナル所属。

キャンピングカーの全国縦断生活…1カ月で4000キロの車移動、シャワーはネットカフェ

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 食事は炊飯器でご飯を炊き、電子レンジでチンしたカレーを食べたり、IHコンロで野菜炒めや焼きそばを作ることもあります。でも、近くのスーパーでおにぎりやパンなどを買ってくることが多いですね。僕の日常はYouTube(プロキャディ梅原敦の「梅チャンネル」)でも発信しています。

 プロキャディーの契約相場は1大会12万~15万円。これが基本給。あとは成績による「手当」です。以前は、優勝で賞金の10%、トップ10入りなら7%、10位以下5%というのが一般的でした。最近は成績にかかわらず、選手の獲得賞金額の10%になりつつあります。

 キャディーも「物価高」は悩みの種です。近年はホテル代も高くなる一方で、先日もベテランのカメラマンが「1泊4000~5000円で泊まれたところが、今は1万2000円になった」とこぼしていました。

 航空券は選手の成績によって搭乗日などが変わるので「早割」が取れないし、北海道や沖縄行きは料金が高い。8月のニトリレディス(北海道苫小牧市)で購入した復路(札幌-名古屋)のチケットは3万6000円でした。往復チケット代に宿代、レンタカー代、食費などを含めれば、北海道と沖縄の大会経費は1週間で15万円近くかかります。バッグを担いだ選手がトップ20に入らなければ厳しいですが、それは織り込み済みです。

 25日開幕の樋口久子・三菱電機レディスは、復活シードを目指す木戸愛ちゃんとコンビを組みます。

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