甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前

公開日: 更新日:

 今季は7勝2敗、防御率2.56。不調で二軍落ちした時期もあったが、10月30日の日本シリーズ第4戦に先発。6回途中1失点の好投も報われず、敗戦投手となっている。

 石川は都総合工科高から創価大を経て、13年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。16年途中に支配下登録されると、フォークとパワーカーブを武器に20年に最多勝と最高勝率に輝いた。昨オフ、3000万円減の年俸1億2000万円の単年契約を結んでいた。さる球界関係者が言う。

「珍しい東京の都立校出身でもあり、関東の複数の球団が獲得調査に乗り出しています。ポイントは年俸が1億円超えと高額なのに、人的補償などが発生しない『Cランク』ということ。A、Bランクの選手の場合、FA補強をしても、人的補償として誰かを交換要員として指名される可能性がある。これがFA制度のネックになるだけに、人気の要因となっています」

 かねて巨人はソフトバンクの正妻、甲斐拓也(31)の調査も進めている。石川同様、育成ドラフト入団からはい上がり、14年目の今季は119試合に出場し、扇の要としてソフトバンクの4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。現在は侍ジャパンの正捕手でもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動