田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全
楽天を自由契約になった田中将大(36)に関心を抱いている球団がある。
ただし、田中が希望するNPB球団ではない。全国各地に根を張る独立リーグの球団だ。独立リーグの関係者は「来る可能性は低いかもしれませんが……」と前置きした上で、こう続ける。
「独立リーグの各球団はかねて、メジャーやNPBで実績を残した選手を獲得することでチームの名前を売るとともに、選手のNPB復帰をアシストしてきました。岩村明憲(福島)、藤川球児(高知)、村田修一(栃木)、川崎宗則(同)しかりです。月俸は最大40万円程度と上限はあるものの、選手個人にスポンサーがついて別途収入を得るケースもある。NPBの各球団は独立リーグにスカウトを配置していますし、独立リーグから再出発を図れば一層、ファンも後押ししてくれるはず。NPB復帰を目指す環境が整っていることは、間違いありません」
独立リーグといえば、今秋ドラフトで指名漏れした清原ジュニアこと、清原正吾(慶大)にも複数球団がオファーを出したといわれる。
清原が引退を決断したため実現しなかったが、素行の問題でNPB球団を放出された選手も受け入れるなど、懐は広い。