バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

公開日: 更新日:

 中日OBがそう言って続ける。

「チームの課題がはっきりしているわけだから、スカウトもアマチュアの強打者を重点的に調査する。これは、と思う高校や大学、社会人のスラッガーがいても、スカウトが挨拶に行くと所属先の監督や関係者から、『中日さんは本拠地がねえ』と敬遠されるケースが多々あったのです。アマの指導者は、当然ですが教え子がより活躍できる環境を望むし、選手本人だってプロ入り後の成績、つまり年俸に影響するわけだから、投手有利の本拠地はできれば避けたいのが本音。本拠地がスカウト活動の足かせになっていたのです」

 本塁打増と集客増を見込んでの“ホームランテラス”だが、ドラフト戦略にもプラスをもたらしそうだ。

  ◇  ◇  ◇

中日といえば、小笠原慎之助のナショナルズ入りが決まり大きな注目を集めた。6球団以上からオファーが届いたほどの人気ぶりだったとか。日本ではタイトルとは無縁だったのに、どこをどう、なぜこれだけ評価されていたのか。争奪戦の舞台裏とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”