中日・根尾昂は今度こそ一軍に定着できるのか?「他球団に入っていれば今頃は…」の声も
「打者として入団しながら、内野、外野とポジションが固定されず、さらには投手に転向する紆余曲折もあり、結果を残せていない。一部では、『中日ではなく、他球団に入っていれば今ごろは…』『環境を変えたほうがいい』との声も聞きますが、実際は投手としても打者としても決め手に欠けるというか、一軍戦力としては物足りないとの見方も少なくない。ただ、中日にとって根尾は、4球団競合の末にクジを引き当てた岐阜出身のご当地選手。人気もありますし、極力、面倒を見るつもりでしょうけど…」
7年目の今季は投手転向4年目。プロ人生の大きな岐路に差し掛かっているだけに、今回のチャンスを生かし、一軍に定着したいところだが。
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侍ジャパンで投手コーチを務めた経験を持つ権藤博氏は、本紙日刊ゲンダイの人気コラム「奔放主義」の中で、かねてより根尾の起用法について苦言を呈してきた。「根尾は責められない。指揮官の大問題」「いい加減にせえ!」「立浪監督が根尾をダメにする」――こうした言葉の裏に、権藤氏が見続けてきた“本当の問題”がある。いったいどこに注目し、何を憂いてきたのか。
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