横綱豊昇龍を覚醒させた醜聞含む土俵内外での「2つの不覚」…苦い経験が成長の糧になったか

公開日: 更新日:

「大関時代は下位力士相手に取りこぼすことが多く、昇進を決めた今年1月場所も、優勝とはいえ12勝3敗。協会内でも、『本当に横綱が務まるのか』といぶかる声が出ていたほどです。ただ、地位が人をつくるという言葉もある。かつての横綱千代の富士も、新横綱場所はケガで休場していますからね。過去の横綱だって、昇進していきなり強くなったわけではない。豊昇龍も、苦い経験が成長の糧になったのではないか」(古株の親方)

 一方、綱とりに挑む大の里高安に勝ったものの、相手の圧力で引いてしまい、取組後はバツの悪そうな表情を見せていた。賜杯レースは、豊昇龍が高い壁となりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 今場所、綱とりに挑む大の里。仮に“優勝に準ずる成績”を残した場合、カギを握るのは「気運」だと、親方衆は口を揃える。だが、その「気運」とはいったい何なのか。昇進を左右する“見えない空気”の正体とは──。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ