「レジネコ」 キューライス著
コンビニでレジ係を務めるのはエプロンをつけたモフモフな猫。人間の言葉をしゃべれ、接客態度も問題なし。レジネコ目当てに訪れる客もいるほどだ。
ただ、レジネコは品物をレジ袋に入れようとしてガサガサ音に興奮したり、1万円札には猫パンチを繰り出し、「プラス300円で私に茹でササミを食べさせることができます」とお客さんからご飯をもらうなど、超マイペース。肉まんの保温ケースの上で寝たり、レジの横でへそ天で寝ることもあるが、猫大好き店長は「雇ってよかった」と満悦の表情を浮かべるだけ。若者店員は「この店大丈夫か」と戸惑いを隠せない。
そんなある日、新しいバイトの白猫・又次郎がやってきた。若者店員が年を聞くと「五百……」と言いよどむ。よく見ると尻尾も2本。もしかして妖怪の猫又なのか……。
その他、ピューマのピュマ美、レンタルビデオ屋「ツタニャ」の看板猫、ロボットネコまで気ままに働く猫たちを描く4コマ漫画。オールカラーで200本以上を収録。