(106)京伝に下された手鎖五十日の刑
耕書堂の主人と人気戯作者が召し取られちまった!!
寛政三年(一七九一)三月、物見高い江戸っ子たち、びっくりするやら心配するやらの大騒ぎとなった。
「御上をおちょくっただけで、ここまでやるのか」
「けど蔦重を見直したぜ。引っ立てられた時も、胸を張って堂々として…
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