「軍師官兵衛」苦戦…岡田准一に立ちはだかる大河ジンクス
「苦戦発進」なんて報じられている。
5日から始まったNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。初回平均視聴率が18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、この10年では12年「平清盛」(17.3%)に次ぐ低い数字だった。
「昨年の『八重の桜』が21.4%。それを考えたら、映画『永遠の0』も絶好調の岡田准一主演でこの数字は、確かに物足りないですね」(NHK関係者)
もっとも、ドラマの主要舞台である関西地区では23.0%を記録。初回は“西高東低”となったが、「それがむしろ怖いんです」と前出のNHK関係者がこう続ける。
「この10年で、初回が西高東低だった大河はパッとしない結果に終わっています。『平清盛』がまさにそうで、最終回までの期間平均(関東地区)は12.0%と惨敗。三谷幸喜オリジナル脚本で話題になった『新選組!』(04年)も西高東低で、初回が26.3%だったのに期間平均が17.4%と“不発”でした」
逆に、この10年で期間平均が20%を超えた06年「功名が辻」、08年「篤姫」、09年「天地人」はいずれも初回が“西低東高”だった。