小学館辞めて芸能界へ “美人すぎる編集者”坪井安奈の覚悟
「おら、アイドルになりてぇ!」
こう叫んで北三陸の海を飛び出したのは「あまちゃん」の主人公・天野アキ。神保町でそう叫んだかどうかはともかく、今回は、芸能界を目指して出版大手「小学館」を飛び出した異色のタレント坪井安奈を直撃した――。
「両親には猛反対されました。でも、もう25歳。やりたいことをやろうと思ったんです」
吹っ切れた表情で語るのは坪井安奈(25)。昨年末に新卒で就職した小学館を退職。入社試験の倍率が軽く100倍を超える出版大手をわずか1年9カ月でソデにしてしまった。たしかに、編集者としては“美人過ぎる”。でも、なぜ芸能界に?
「去年の11月で25歳になった時に“もう時間がない”という焦りに駆られまして。周りに相談したら決意が揺らぐと思って自分で決めました。退社理由は仕事が嫌だったとかセクハラとかではありません(笑い)。私は学生時代にテレビでリポーターや番組アシスタントという表側の仕事を経験させてもらい、小学館では編集者として裏方の仕事を経験しました。そして、欲張りな私が思ったのが両方やりたい(笑い)。昔から母に“チャンスの神様には前髪しかない。後ろ髪はないから掴めない”と言われていたので決めたら一直線でした。退職願を書いているときはさすがに手が震えましたけど」