デ・ニーロ&スタローン 最強Wネーム共演も「不発」のウラ
シルベスター・スタローン(67)とロバート・デ・ニーロ(70)のダブル主演――。引退を翻し、永遠のライバルとして人生最後のボクシング・マッチに挑む老ボクサー2人を描いた映画「リベンジ・マッチ」。日本では馴染み深い人気スターの共演ということで注目度は高かった。ところが、今月4日に封切られるもベスト10入りどころか、早くも打ち切りが囁かれる大コケぶりだという。
「主演のスタローンが、最低映画に贈られるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で最低主演男優賞にノミネートされるなど、アメリカ本国でも評価が低い作品。となると、配給会社の勢いはトーンダウン。日本での宣伝費もかけないため、客足も伸びないという悪循環でした。近年、洋画の実写は若い人があまり見ないのでヒットは難しい」(映画ジャーナリスト・大高宏雄氏)
映画界も“昔の名前”というだけでは厳しい時代のようだが、実はこんなウラ話も漏れ伝わってきた。
「アメリカ本国で公開後、イギリスとモスクワで主演2人による現地キャンペーンが行われました。1機5000万円もかけたチャーター機で行ったはいいが、どちらの国も映画は不発。帰りの機内で映画がコケた話題になり、その際にスタローンが“オレの他の作品は当たっている”と暗にデ・ニーロを批判。デ・ニーロはムスッとして“二度と一緒に仕事をすることはない”と呟き、その後、着陸まで2人は一言も口をきかなかったそうです。今回、来日キャンペーンがなかったのは宣伝予算がなかったのと、2人の不仲が理由だそうです」(映画関係者)
スター同士の共演。もしかしてラストなら見る価値あり!?