宮崎靖男が暴露 鈴木則文監督と菅原文太の「大ゲンカ」

公開日: 更新日:

 だが、フタを開けてみれば、初日から満員御礼。

「脚本を書くために監督が泊まり込んでた荻窪の旅館に通い、過積載だとか、“ジャリパン”って呼ばれてた道路沿いの売春婦のこととか、トラック野郎の日常をアドバイスした。<おかげでリアリティーがある作品になった>と感謝されたときは、本当にうれしかったよ」

 第1作で宮崎さんは警官の取り締まりに遭い、土下座して見逃してもらおうとするトラック野郎役で出演。その後、最終作まで登場した。

「一番の思い出は第8作の『一番星北へ帰る』かな。岩手県の花巻温泉でのロケが終わり、ホテルそばのスナックで飲んでたら、監督と文太さんが大ゲンカになっちゃったんだよ。理由はホステスの奪い合いさ。“ケンカ”と“美女”がキーワードのあのシリーズのまんまだったね、ハハハ」

■今も現役

 宮崎さんにはアドバイザー料と出演料が払われたが、愛車のダンプのバージョンアップは欠かせない。また、ロケに同行すれば、本業のダンプの運転手の仕事は休まざるを得ない。2人の幼い娘を抱えていた宮崎さんは、所有する畑地の切り売りで生活費をまかなった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ