宮崎靖男が暴露 鈴木則文監督と菅原文太の「大ゲンカ」
「当時のカネで2億円近くかな。それをぜ~んぶつぎ込んじゃった。今だといくらになるんだろ? ハハハ」
「トラック野郎」シリーズがピリオドを打ったのは79年12月公開の「故郷特急便」。それから35年、70歳になった宮崎さんは今も現役ダンプ運転手だ。
「自分で運転するのは月水金の週3日ね。あとはワタシが社長をしてる宮崎興業で請け負った仕事の配車をしてる。1日平均60台ほどのダンプを動かしてる」
鈴木監督と最後に会ったのは去年10月。西荻窪のリハビリ病院だった。
「監督は去年の春から体調を崩し、入退院を繰り返してたんだ。それでも見舞いに行ったときは想像してた以上に元気だった。ホント、今でも亡くなったのが信じられない。だけど、監督が逝かれても、『トラック野郎』は永遠に不滅。ワタシも生涯現役。ハンドルが握れなくなるまでダンプ運転手を続けるよ」