直近シリア滞在 危機一髪だった戦場カメラマン渡部陽一氏

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「中東の混乱を引き起こしているイスラム過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が日本人2人の身代金要求、そして殺害予告。安部(ママ)首相がイスラエルに外遊中の瞬間を狙っていたことが想定されます」(20日)

「期限とされる時間が約8時間後。イスラム国との交渉の窓口がどう確保できるのか、欧米の主導であるテロには屈しない姿勢、日本の動き方に世界が目を向けています」(23日)

 渡部氏は独特の語りで一躍テレビの人気者になった。テレビ出演が多いため「本当に戦場で取材しているのか」という声が出たこともあったが……。

「彼がテレビに出たのは海外取材の費用を稼ぐためでした。スケジュールが空くとすぐに中東などに出向き、安全のためにどこにいるかを必ず連絡してくれます」(山本皓一氏)

 帰国できてよかった。

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