元星組トップ柚希礼音は大地真央&天海祐希を超えられるか

公開日: 更新日:

 宝塚ファンであり、なかでも“柚希推し”を公言するコラムニストの桧山珠美氏が言う。

「CHIE(愛称)さんは生々しい濃厚なキスシーンに挑み、たびたび、ファンの間でレズ説が囁かれたぐらい“魅せるスター”でした。花組のトップスターだった真矢ミキ以来、16年ぶりに武道館で単独公演を行ったり、文化庁主催の芸術祭で賞を受賞するなど、“宝塚”を離れたあらゆる演劇の世界の人々と拮抗できる実力と魅力を兼ね備えた人。歌に自信がない自分を戒めるため、名前に『音』の文字を使ったぐらい努力家であり、負けず嫌いな一面がある。歴代の男役出身者は退団以降、パッとしない人は少なくない。今後の動向に注目しています」

 先輩の大地真央(59)は舞台、天海祐希(47)は職業系ドラマで、独自の生きる道を確立した。「海外で活躍できるアーティストを目指す」と公言する「トップオブトップ」の視線は、日本を飛び越えて太平洋の向こう側なのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」