著者のコラム一覧
渡邉寧久演芸コラムニスト

新聞社文化部記者・文化部次長、雑誌記者などを経て、演芸コラムニストに。東京新聞に「笑う神拾う神」、演芸情報誌「東京かわら版」に「演芸ノ時間」を連載する一方、監修著書に「落語入門」(成美堂)など。文化庁芸術選奨の選考委員、文化庁芸術祭の審査委員、海外公演の予算委員などを歴任している。

ペリー来航の4年後に創業 上野鈴本

公開日: 更新日:
新宿末広亭(C)日刊ゲンダイ

 落語を聴く。

 長い間、落語関連の原稿を書いてきたが、決して「落語を見る」とは表現してこなかった。

 若い頃、演芸プロデューサーに「落語はどこで聴くの?」と聞かれた際、「寄席で見たり、落語会で見たりします」と答えたら、「落語は聴くものです」とピシャリ。

 さて…

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