話題の「嵐」実録本で明かされた脱退候補とジャニーズの掟
ジャニーズ帝国を揺るがしたSMAP解散騒動。しかし、発売中の「嵐、青春プレーバック」(主婦と生活社)によると、人気絶頂の「嵐」のメンバーも過去に脱退が囁かれたことがつづられている。
デビュー当時は大学卒業後に就職を考えていた桜井翔(34)、演出や制作といった裏方に興味を持っていた二宮和也(32)で、今は解散の「か」の字もないというが、もし解散していたら、今のジャニーズの隆盛もなかったはずだ。
同書には他にも、03年に放送された松本潤(32)主演のドラマ「きみはペット」(TBS系)の記者会見でマツジュンが共演者の小雪に言い放った強烈な一言や、SMAPの独立騒動で話題になったジャニーズ“鉄の掟”についても触れている。「独立をにおわせた者は二度と敷居をまたがせない」の他にも「政治・宗教の話NG」「ペットの話NG」「CMを除き、物を食べて口の中を見せるのはNG」「ジャニーズと他のタレントや俳優を比べるのはNG」「クリエーティブな作品は表に出さない」などなど暗黙のルールがあることが明かされている。
現在は桜井がニュース番組「ZERO」のキャスター、相葉雅紀(33)は「天才! 志村どうぶつ園」のレギュラーとなり、大野智(35)は個展を開催するまでに掟は軟化。こうしたタブー突破のきっかけをつくったのはジャニー喜多川社長のお気に入りのひとり「KinKi Kids」堂本剛(36)だったというから意外である。ジャニーズの歴史を読み解くための好著だ。