被災ブログは中傷で中止 井上晴美が語っていた家族と熊本
■次男出産を機に実家がある熊本へ
井上がメキシコ人の夫・ルベンさんと結婚したのは2004年のこと。07年に長男が生まれ、「豊かな自然の中で子供を育てたい」というルベンさんの希望で、最初は長野県上田市に移住した。09年に長女を出産。11年に次男を出産したのを契機に、実家に近い方が育てやすいだろうと熊本に戻っていた。熊本での生活ぶりについては、こうも語っていた。
<主人が熊本市と郊外の複数の小・中学校で英語の非常勤講師を務め、基本、その収入で生活をまかなってます。それにしても、ですよ。20代の頃は六本木大好き、夜遊びも大好き。結婚なんてまるで興味なかったのに、今はガスはプロパン、薪で沸かす五右衛門風呂の超田舎生活をしてる。ホント、自分自身で不思議です>
普段は熊本で田舎暮らし、仕事のある時だけ上京するという生活を襲ったのが未曽有の大地震だった。
18日に更新されたブログで、「これからどうしていいのかまったくわからず、ただ呆然と時間だけが過ぎて」「子どもたちは明日は学校行く? とか聞いてくると、なんかそれだけで涙が出てきてしまったり、緩みっぱなしです」と不安な心情をつづっていた井上。
同日2回目の投稿では、ネット上での誹謗中傷に心を痛めていることを明かし「これで発信やめます。これ以上の辛さは今はごめんなさい」とブログの更新をストップすることを報告した。時計の針は巻き戻せないが、一日も早く平穏な生活を取り戻してもらいたい。