「水族館ガール」主演 松岡茉優に期待かかる“魚との絡み”
松岡茉優(21)といえば、大ヒット朝ドラ「あまちゃん」や映画「桐島、部活やめるってよ」に出ていたが、脇役だったから気づかなかった中高年もいるだろう。
笑うと愛嬌のある垂れ目とショートのヘアスタイル、はっきりトークする性格が女子に好感を持たれ、少しずつ評価が上がり、金曜から始まったNHKドラマ10「水族館ガール」でついに連ドラ主役の座をゲットした。
「××ガール」的なタイトルは映画「スウィングガールズ」(04年)、「書道ガールズ!!」(10年)、ドラマの「戦う!書店ガール」(15年)などがある。「書店――」は視聴した書店員の不評を買ってしまうリアリティーのなさでコケた。いつでも行ける場所だからドラマとしての魅力にも欠けた面もあったか。
水族館はどうか? 日本には約120ほどの水族館があり、世界で一番多いともいわれている(閉鎖や再開があるので、正確な数字は不明)。密かに水族館ファンは増えていて、ナンヨウマンタが見られる美ら海水族館(沖縄)は人気の観光地だし、品川や池袋やスカイツリーで有名な押上など都心にもけっこうある。同名の原作漫画をドラマ化したのは先物買いとして成功だ。