シンパパ俳優・大浦龍宇一が感謝する見栄晴のアドバイス
初めてお会いしたのは、12年2月に放送された2時間ドラマ「鬼刑事 米田耕作」(フジ系)の函館ロケ。主役は中村梅雀さんで山本耕史クン、安達祐実チャン、見栄晴さん、僕がゲストでした。
ロケは放送前年の11年10月ごろ。撮影の合間に控室で、山本クンや祐実チャン相手に京都の高校時代に見た妖怪の話をして、盛り上がっていたんです。見栄晴さんは端っこにいて話に入っていなかったけど、僕の妖怪話を「面白いね。『ライオンのごきげんよう』向きじゃない。『ごきげんよう』に出て話せばいいのに」と。
出たいけど、縁がないし、シングルファーザーである事情とかも話したところ、とても気にかけてくださって。見栄晴さんが「ごきげんよう」に出演できるよう、事務所の方に話をつけてくれたんです。司会の小堺一機さんと見栄晴さんは同じ“欽ちゃんファミリー”で、事務所も同じなので。
それまでの僕は堅くてクールで、怖いイメージだったと思うんです。でも、素はひょうきんでとっつきにくくない。息子を引き取って環境が変わり、バラエティーでそういう素の面も見せたいと思っていました。