中山美穂“復活のノロシ”は下北沢から 居酒屋で酌する姿も
オカッパ頭で颯爽と現れたのは、前衛芸術家の草間彌生ではなく、女優の中山美穂(46)。
開催中の東京国際映画祭「Japan Now」部門の岩井俊二監督(53)特集で上映された主演映画「Love Letter」(95年)のトークショーに28日出席し、同作の名場面を引き合いに観客から「お元気ですかー?」と尋ねられると、「私は元気でぇ~す!」。やや照れながら劇中のセリフをナマ披露し、会場からは歓喜の声が上がったのだった。
作家でシンガー・ソングライターの辻仁成氏(57)との協議離婚が成立したのは、14年7月。一人息子の親権を辻に譲り、母より女でいることを優先したためバッシングの嵐が吹き荒れたミポリン。パリから帰国後の芸能活動はパッとしないが、こんな意外なエピソードが聞こえてきた。
今年3月に下北沢で舞台「魔術」に主演後は演劇関係者の集まりにもちょくちょく顔を出しているそうで、「あのミポリンが下北の決してキレイとは言えない居酒屋の座敷に上がって、率先してお酌するなど超気さくだったんです。演出家や役者の演劇談議にうなずきながら興味津々の様子でした。お高くとまった彼女のイメージとはあまりに違って驚きましたね」(さる舞台関係者)。
テレビドラマ出身の女優が一度でも観客の反応がダイレクトに味わえるナマの舞台を経験するとクセになってしまうという。ミポリン復活のノロシは演劇の聖地、下北沢からか。