夏クールの問題作 高畑充希「過保護のカホコ」の裏テーマ

公開日: 更新日:

「『何だこれは』と見る側の気を引くのは遊川さんの常套手段ですが、今回は少し過剰な気がしています。これから親離れや子離れ、仲良しこよしを信条とする根本一家や親族らの本音や裏の顔が明かされ、ひと騒動もふた騒動も起こるでしょうが、早めに手のうちを明かさないと客離れの方が先に起こりかねません」

 もちろん、見どころもある。過剰な愛情を注ぐ母親役のキャスティングである。主人公に匹敵するキーパーソンである母親役の黒木瞳(56)と、その母、主人公の祖母役にあたる三田佳子(75)。いずれも私生活で子育ての“拙さ”が取り沙汰された経験があるだけに、これに高畑淳子(62)が加われば、コンプリート!?

 放送は始まったばかりである。演出も演者も軌道修正するには十分、間に合うんじゃないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事