ユーチューブ人気の五十川ゆき 心に残る渥美二郎との1曲
10年以上前から地元でカラオケの指導をしているのですが、知らない曲を「歌いたい」と希望されると、すぐ覚えて指導してきました。いつもやっているから、その場でなんとか歌うことができたのだと思います。
渥美さんは「無理を言ったのに」と感激し、以来、かわいがってくださっています。東京に行った時も四谷にある事務所に呼んでお寿司をふるまって「頑張ってるね」と声をかけてくれて。渥美さんが昔から親しくしている方が、私が東京で活動する時に協力してくれている人だということもわかり、不思議な縁だなと思いましたね。
■やっと授かった息子と家族を励ましてくれた
デビューして9年になりますが、挫折を味わいました。高校を卒業して芸能界を目指して上京したけど、22歳で夢破れて大分に帰りました。芸能界は厳しい。周りはみんなライバルだから、同業者にチャンスをくれたり引っ張り上げるなんて普通はないですからね。
大分に戻って27歳で地方公務員の2歳下の夫と結婚しました。でも、夢を捨てきれず「全日本カラオケグランプリ」全国大会で2度優勝、「坂本冬美『雪国~駒子その愛~』全国縦断カラオケ大会」で優勝してデビューの機会をいただきました。