大御所にも物おじしない 尼神インターは押しの強さが武器
今春、念願の東京進出を果たした女性漫才コンビ「尼神インター」がバラエティー番組を席巻している。
ボケの誠子(28)が大御所女優に暴言を吐いて「テングになってるんちゃうか!」と怒鳴られるわ、女だてらに平然と服を脱いだりすれば、ツッコミの渚(33)も負けじと爆笑の太田など先輩芸人に平気でケンカを売ってみたり。そんな物おじしない押しの強さが大受けで、「さんまのお笑い向上委員会」(フジ系)など次々と出演オファーを受けている。
バラエティーだけではなく、イベントにも引っ張りダコ。飲料メーカーの新商品発表会や、映画のイベントなどでは得意の勘違いイイ女ネタで話題をさらってしまう。例えばヒット中の映画「ワンダーウーマン」のイベントでは誠子が「今好きなのは高橋一生さん。1回会えば、惚れさせられる自信がある」とイイ女ぶると、案の定、翌日のスポーツ紙はこれを見出しに取り上げるという具合。もちろん、本業の漫才やコントにも積極的に臨んでおり、8月には東京進出後初の単独ライブも敢行した。
「人気の秘密はトーク番組などで積極的に絡んでくるところ。大阪のガツガツぶりを発揮しているのに、不思議なことに嫌みがない。東京に進出してすぐに月収が倍になったとバラエティーで告白していましたが、今はもっと稼いでいると思います」(テレビ関係者)