安室と明暗も…詞が巧みで息の長い浜崎あゆみの歌手人生

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 40歳で引退を決めた安室奈美恵に対し、浜崎あゆみは1歳年下の39歳。日本のディーバとしてライバル関係にありながら、共に母子家庭に育ち、離婚も経験するなど、こと私生活に関しては共通する部分も多い。

 だが、現時点で両者の明暗はくっきりと分かれてしまった。来年9月に引退する安室に注目が集まるのは当然だが、浜崎は口さがないアンチファンから「落ち目の浜崎も見習えばいい」といった厳しい言葉を投げかけられているのだ。

 確かに国内5大ドームツアーを予定している安室に対し、浜崎のコンサート会場は22日が神戸国際会館、23日が広島文化学園HBGホールと、2000人も入ればいっぱいの会場。やや都落ち感は漂う。さらに最近は、SNSに「生きてく事は、どうして切ない? 生きてく事は、どうして嬉しい? 君のために出来る事は、この涙を拭いて笑顔で居る事。」と自作曲の歌詞を投稿。意味が伝わりにくく、「ポエム芸?」と揶揄されている。

 だが、CDセールスに関しては浜崎が安室を圧倒している。シングル・アルバム総売り上げは5000万枚を突破し、国内ではB’z、ミスチル、AKB48に次ぐ4位。安室は12位だ。また、オリコンのアルバムTOP10に50作品が入っており、これは松田聖子と並ぶ女性アーティストの記録となっている。

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