今度はジョンヒョンが…“自殺者続出”韓国芸能界の深い闇

公開日: 更新日:

 シャイニーは韓国で2008年にデビュー。瞬く間に売れっ子となり、日本でも15年以来、4年連続となる東京ドームでのコンサートを来年2月に開催することが決まっていた。ジョンヒョンさんは単独でのコンサートを盛況のうちに終えたばかり。絶好調とみられていたが、実はうつに苦しみ、公開された遺書には「私は心の底から壊れていた。ゆっくりと私をむしばんでいた憂鬱は結局、私をのみ込み、私はそれに勝てなかった。私は完全にひとりぼっちだ」などとつづられていた。

 11年には、歌手のチェ・ドンハさん(享年30)が首吊り自殺。10年にはドラマ「冬のソナタ」などで日本でも人気のあったパク・ヨンハさん(享年32)も自宅で首を吊った。09年には、「性接待を強要された」「31人に100回以上。接待を受けに来た男性は悪魔だ」などと記して女優チャン・ジャヨンさん(享年29)が、08年には俳優でモデルのキム・ジフさん(享年23)、女優のチェ・ジンシルさん(享年39)も自ら命を絶っている。悲報が相次ぐ韓国芸能界について芸能プロデューサーの野島茂朗氏はこう言う。


「日本だとタレントをやりながら再び大学に入って勉強したりもできますが、韓国でそうした人生のリセットはまずできません。多くのタレントが事務所の言いなりの、奴隷のような契約で締め付けられ、常にトップの成績を求められ、プライベートなどないも同然。ちょっとでも何かあるとネットなどで袋叩きにされる。どこにも逃げ場がなく、がんじがらめの毎日を送っている。そのストレスは日本の芸能界の比ではありません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」