著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

自転車で転倒し全治2カ月も…「骨折は名誉みたいなもん」

公開日: 更新日:

 2004年、清志郎は沖縄をツーリング中、下り坂で落車し左鎖骨を骨折。

 全治2カ月の診断が下され、人生初の入院、手術を経験した。

「落車した下り坂では、思いもよらずに速度が上がって、右カーブを曲がりきれないと判断し、清志郎さん自ら転んだそうです。縁石、歩道を越えて自転車ごと草むらに倒れ込み、やはり無傷ではいられなかった。『骨折は、自転車乗りには名誉みたいなもんだよ』と言ってのけてましたよ。そして、半年後に同じコースをリベンジしたんです。一見、細くてか弱く思えますが、実は運動能力にたけた人、専属トレーナーも絶賛していました。好きなことはトコトン突きつめる清志郎さんの姿勢は、『苦労』とかいった重苦しさがなくて、なんとも楽しそう。まわりにはおのずと人が集まります。人を魅了してやまないゆえんです」

(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ