週刊誌で否定も…ジュリー副社長と滝沢秀明“不仲説”の真相
このノウハウを継承するのが娘の藤島ジュリー景子氏(52)。すでに母親のそばにつきながら「帝王学」を学び手腕を発揮している。嵐を筆頭に数々のグループをスターにまで育て上げてきた実績もあり、テレビ界にも顔が利く。今後も事務所の代表として君臨することになるが、ジュニアの育成には関わっていない。これまでは叔父にあたるジャニー氏がタレントを供給してきたが、新体制でジャニー氏の代わりを務めるのが滝沢秀明(36)になる。分業制は新たなコンビに託されるが、一抹の不安も垣間見える。
「ジャニー氏がつくる男性のアイドルは誰もそう簡単に真似できない。特にグループのつくり方はジャニー氏の独特の感性がある。今や300人以上いるジュニアの中から選び出してグループをつくる。ジャニー氏なら簡単に“ユーとユー”という具合にできるが、滝沢はジャニー氏から見聞したノウハウをどこまで実践できるかでしょうが、まずは近づけることが先決。慣れたら滝沢色も出していくことになるでしょう」(芸能プロ幹部)
姉弟ならではのあうんの呼吸が有効に働いた分業制も、今度は事務所創設者の娘とひとりの所属タレントだった滝沢とが組むことに。すでに不安を指摘する報道も出ている。一連の政権交代劇を先行して報道してきた「週刊文春」は「滝沢とジュリー氏は現場で目も合わせないほど険悪」と2人の確執を伝える。滝沢は「週刊新潮」の独占インタビューに応え、「ジュリーさんとは協力してやらないと何もできないので、連絡取り合っていますよ」と否定する。「自ら週刊誌に出てくるのは珍しい。事務所も交代劇にマイナスのイメージを払拭したいという思いがあるのでは」と女性誌の芸能デスクがこう解説する。