「いきものがかり」活動再開を知らずに後押しした森元首相
「吉岡は水野以外の楽曲でボーカリストとしての実力を試してみたかったそうなんです。それで生まれたのが、今年10月にソロとして発売したカバーアルバム『うたいろ』です」(前出の音楽専門誌ライター)
ボーカリストとしてバンドとは別のところで勝負に出た吉岡。来年は世界的な大舞台も待っている。
「吉岡が日本で行われる19年ラグビーワールドカップのテーマソング『World In Union』を歌うことが9月に発表されました。この歌は91年の英国大会から、開催国を代表するシンガーが歌うことになっています。つまり、吉岡は世界中に歌声をアピールすることができるのです」(ラグビー協会関係者)
だが、そこに想定外の“アクシデント”が発生しそうになった。
「吉岡がW杯で歌うことは夏前には決まっていたのですが、発表前にラグビー協会名誉会長の森喜朗元首相が“これ、なんで平原綾香さんじゃないの?”と言い出したのです。『World――』は、平原が歌って大ヒットした『Jupiter』と同じ楽曲がモチーフになっています。曲が似ているので、森元首相は疑問を思わず口にしたのでしょう」(前出のラグビー協会関係者)