NGT暴行事件の黒幕か アイドルハンター“Z軍団”の悪辣手口

公開日: 更新日:

 新潟県を拠点にするアイドルグループ「NGT48」のメンバー山口真帆(23)への暴行事件が波紋を広げる中、発売中の「FLASH」がこうした事件を引き起こす「アイドルハンター」と呼ばれる一部の過激なファンに接触している。

 同誌によれば、アイドルハンターは、CDを大量購入して握手会に参加、ターゲットと顔見知りとなり距離を縮めていく。さらにおっかけ仲間の女性がメンバーに加入することがしばしばあり、そのツテを駆使して、寮のマンションに出入りするなど内部情報に精通していく。最終的にはメンバーと寮で食事を共にするほどに食い込んでいくという。

 一方で、今回、NGT48を襲撃した大学生が所属していた“Z軍団”なるアイドルハンターグループの存在も報じられている。その手口は「住所を調べるためにレンタルショップに入店し、そこで手に入れた個人情報をツイッター上で売る」「住所を割るためにGPSを仕込んだプレゼントをターゲットに渡す」など悪質そのものだ。アイドル誌編集者はこう話す。

「<イタズラ電話><自宅に突撃><ゴミ袋を漁る>など、暴走するファンは昔からいましたが、彼らはSNSを駆使して情報交換し、そうした活動をグループでやっているのが特徴です。公演チケットや生写真、握手券をネット上で転売する“転売ヤー(転売人)”が多いのですが、やがてエスカレートして、よりワリのいい住所や携帯番号、卒業アルバムや過去のプリクラなどを扱うようになる。『Z軍団』以外にも各地にこうしたグループがあり、ネットワーク化されているようです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド