朝ドラ「まんぷく」絶好調で 安藤サクラはCM出演料が2倍に
■ダブル受賞の可能性も
両親は奥田瑛二と安藤和津。姉は映画監督の安藤桃子で義父が柄本明という、夫や義母だけでなく芸能人に囲まれた家族だったからこそ、朝ドラ初の“育児中ヒロイン”が誕生したのだろう。
「NHK側も局内にキッズスペースを用意したり、1日の撮影時間を短縮したりと全面的にバックアップしてきた。当然、女優業と子育てを両立させて成功させたことは、広告業界からも熱い視線が送られていますよ。朝ドラ放送中は新規のCMを入れないという暗黙のルールがあるので、放送終了の3月末を前にして、水面下で熾烈な争奪戦が展開されています」(広告代理店関係者)
これで本当にアカデミー賞まで取ったら、安藤のCM価値はうなぎ上りになりそうだ。
「カンヌ受賞前までの安藤のCMギャラは1年契約で3000万円前後といわれていました。今は契約がありませんが、朝ドラのブレークで知名度が全国区になりましたから倍になっても不思議ではない。母親としての顔もあるのでいろんなジャンルのCMに起用できるのが強みでしょう。スキャンダルとも無縁ですので、安心してオファーが出せるのも魅力ですね」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)
常に高い演技力を見せてくれる安藤。ドラマ中の「まんぷくラーメン」のテレビCM以上に反響を呼ぶかもしれない。